平成30年10月15日、筑豊炭田遺跡群(三井田川鉱業所伊田坑跡、目尾炭坑跡、旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所及び救護練習所模擬坑道)が国史跡に指定されたことを記念し、公開講座(無料)が開催されます。
案内
開催日時 | 2018/12/15(土) 13時30分 ~ 15時30分 |
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開催場所 | 田川市民会館 田川市大字伊田2550-1 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 有り |
お問合せ先 | 田川市石炭・歴史博物館 TEL:0947-44-5745 |
お申込み先 | 田川市石炭・歴史博物館 TEL:0947-44-5745 |
ホームページ | http://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji00390/ |
田川市では、石炭記念公園を中心とした「三井田川鉱業所伊田坑跡」が、筑豊炭田遺跡群として国史跡に指定されました。
史跡の特徴である「旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓」は、地底から人や石炭等を運ぶためのケージ(かご)を昇降させるためのものです。1909年(明治42年)に作られ、高さ28.4mあります。鋼材はイギリスから輸入されており、グレンガーコックスチールやグラスゴー、スコットランドなど複数のメーカーの刻印が確認できます。
同じく「旧三井田川鉱業所伊田竪坑 第一・第二煙突」は、1908年(明治41年)に蒸気汽缶の排煙用として作られました。高さは45.45mあり、使用されている耐火煉瓦(レンガ)は約213,000枚で、一部国産煉瓦が使用されているものの、多くはドイツ製の煉瓦と言われています。また、炭坑節にも登場するお月さんを煙たがらせたこの二本煙突ですが、ステージ側の煙突は途中(上下)で煉瓦の積み方が変わっています。どこで変わっているのか探してみてください。
『2個所とも毎日ライトアップされます。(冬期で17:30~22:00)』
尚、飯塚市(1/19)、直方市(2/16)でも開催されます。