毎年の恒例行事となった、
田川郡香春町、神宮院の梅まつり。
今年は3月1日の開催でしたが、行きそびれてしまい^^;
1週間遅れですが、3月8日に訪れた神宮院の、
かれんな梅の模様をご紹介します。
この日はよく晴れて暖かい陽射しのなか、
白い梅の花々が、木の枝いっぱいに咲きそろっていました。
下の方に垂れ下がるように枝を伸ばす桜と違い、
梅の枝は空に向かって伸びています。
華やかな桜の花姿に比べると、地味なイメージを持たれることも多い梅。
しかし、梅のすがすがしく清新な香りは、
凛とした気品を感じさせてくれます。
神宮院については、
史跡案内人さんが、由来を詳しくご紹介されています。
→香春町 神宮院、高座石寺のご案内
梅以外の見どころも、少しご紹介したいと思います。
根が、巨大な岩を二つに割って生えていることから、
石割ビワという名前を持つこのビワの木は、
樹齢約60年、樹高9mの、県文化財指定木ということです。
ひときわ目をひく、大きな岩。
座禅石として、香春町に史跡の指定をされています。
これは、杉田久女の句碑です。
「梅林のそぞろ歩きや筧きく
探梅や暮れて嶮しき香春嶽」
春をまちわびて、
梅はまだかと散策するも、
日が暮れるのも早い冬のこと、
そびえ立つ香春嶽が嶮しく目に映る・・・と、勝手にイメージしました(笑)
春を待ちわびる気持ちは、今も昔も同じですね。
香春町の神宮院に、春を見つけに行きませんか?
梅の見ごろは3月18日くらいまでだそうです。
神宮院
田川郡香春町香春56
問合せ先~香春町観光協会(tel 0947-85-8035)
地図はこちら
↓
◆私が運営する田川高校36回生の公式サイトでも詳細をご紹介しています。
⇒神宮院の梅(香春町)~田川地域情報/田川高校36回.COM