平成26年度福岡県立東鷹高校定時制課程の卒業証書授与式(卒業式)
を取材しました。
陽春の夕暮れが始まりかけていますが、まだ、明るい夕空でした。
会場は厳粛な中にも、温かい雰囲気に包まれ、感銘した素晴らしい卒業式
でした。
日時:平成27年3月1日(日)17:05~18:05
場所:福岡県立東鷹高校会議室
東鷹高等学校校門付近
卒業証書授与
校長先生より12名の卒業生がひとり一人卒業証書を受け取りました。
その卒業証書は卒業生にとっては、
人生の宝物となるものでしょう。
それは、卒業までの4年間に通い続けた努力の証ですね。
4年間、昼働き、夜学ぶという困難に打ち勝った証でもあります。
きっと、卒業生の手は、
卒業証書のずっしりとした重さを感じているようでした。
また、
卒業生の顔・体全身にあふれる喜びは、
すがすがしいオーラ
を発しているようでした。
在校生代表送辞(生徒会長)
卒業生代表答辞(元生徒会長)
私が最も感銘した瞬間は、卒業生の答辞を聞く時でした。
卒業生が高校生活4年間の自らの体験を淡々と述べているその時に、
いろいろなことを思い出し涙した時でした。
一瞬時間が止まった感じがしました。
式場の参加者全員が心を動かされた時でもありました。
定時制の卒業式は、心打たれるものがあります。
特に卒業生の答辞では、
生徒自らの体験を、言葉を飾らず、脚色せず、ありのままの自分の言葉
で
語るのです。
この内容はどんなに素晴らしい演劇に勝るものは無いと確信しています。
心に
深く届きます。
卒業生のみなさん。
心より御卒業おめでとうございます
これからの人生を自らの手で切り拓いてください。
人生のいろんな局面で、
いろんな人が支援の手を差し伸べることでしょう。
二度とない人生だから
明るく歩いてみませんか。