風治八幡宮川渡り神幸祭
福岡県五大祭りの一つ
神輿と各地域の豪華絢爛な山笠が、華麗かつ熱気あふれる競争を繰り広げながら彦山川を渡る、福岡県第1号の無形民俗文化財となった勇壮なお祭りです。
永禄年間(1558年-1569年)、当時の伊田村に疫病が流行した際、村の氏神である風治八幡神社にその終息を祈願し、成就のお礼として奉納されたことが起源となっています。
当日は、神輿の出発に先立ち、獅子舞が奉納され、雌雄の獅子のまわりを美しく着飾った子どもたちが楽に合わせて舞う中、大神輿を先頭に出発。田川伊田駅前広場で練りまわったのち、香春岳を望む彦山川に結集します。
神輿2台を先頭に、大バレンを立てた色鮮やかな幟(のぼり)山笠11基が鉦太鼓(かねたいこ)をとどろかせ、水しぶきをあげながら川を渡る様はまさに圧巻です。
日中は雄々しい神輿と山笠ですが、夜になると提灯で飾られ、幻想的な表情をのぞかせます。
開催地
風治八幡宮~伊田商店街周辺~彦山川河川敷(田川市魚町付近)
開催時期
毎年5月の第3土曜日とその翌日