マイナスをプラスにかえる力~IKKOより愛をこめて~

美容家~IKKOさんにインタビュ~

IKKO

IKKOプロフィール

福岡県田川郡出身。高級美容室「髪結処サワイイ」で8年間修行の後、ヘアメイクアップ アーティストを目指して独立。30代で「ヘアメイクアトリエIKKO」を設立し、テレビ、CM、舞台などで活躍中。特に和装ヘアメイクを通じ、多くの大女優たちの支持を受け、IKKO流「女優メイク」を確立し、絶大な信頼を獲得している。現在は、美容家として活躍する傍ら、そのセンスを活かし、振り袖をはじめ様々な商品開発、執筆や講演、音楽活動のほかプロデューサーとして活躍しているほか、韓国観光名誉広報大使に任命されるなど、その活躍の場は海外にまで広がっている。

地元でのイベントのために、福岡に帰って来られたIKKOさんに、心の声をお聞きした。ひとこと一言丁寧に、答えてくださる姿勢と、言葉以上に語りかける瞳に吸い込まれるようだった。

【学校って?】

よく、どこの学校に行ったとか、どこの高校を出たとかでいろいろ言う人がいるけど、そんなことで人生は決まらないと思うんです。

小学校で、1+1=2って教えるでしょ。でも、どうして2になるのか、なぜなのかっていう教え方ってしないですよね。丸暗記の教育ではだめだと思うんですよ。どうしてなのかっていう理由がわからなかったら、応用が利かないでしょ。勉強することの意味がわからないから、目標が持てなかったり、何のためにって、子どもたちは思うでしょう。なぜかが、わからないから…。

勉強することの意味をちゃんと教える教育をしないと!そして、自分の意見をはっきり言えるバランスのいい人にならないといけませんね。でも、はっきりものを言うということと、クレーマーは違いますからね。間違わないようにしてくださいね。

【仕事って?】

19才で田川を出て、それまで当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなったの。だって、ご飯も食べられないんですもの。それでも頑張って5年間は頑張ろうと思った。負けるのがいやだった。出来ないことがいやだったの。だって、初めて自分の意志で決めた道だったから。

きつい、もうだめって思うことは誰でもあると思うのよ。だけど、苦しいことから逃げたら、また次に苦しいことがあったら逃げるようになる。それは「クセ」になるから。「逃げ癖、負け癖」よね。どんなこともマイナスをプラスに変えられるような力をつけて、続けることが重要。

順調にいっているときは下り坂って思わなきゃ。有頂天になってるから、気づかないの。成功したってる思った時点で成長が止まるから。いけなかったところを気づいた瞬間にやり直せるかってこと、それが成長すということですから。

臨機応変に気づき、気づかせることが出来る教育よ。幸せになれる教育方法はね、夢実現のために必要な「礼儀」と「思い(志し)」と「努力」を教えることです。相手の立場になって、相手に対しての心遣いが出来るようにならないとプロとはいえません。

【言霊】

言葉には魂があるって言うでしょう!?話す言葉だけのようだけど、その人が書く文字にもそれは現れるの。この「生きる道」って書いている書も、どんと墨がのったところがあれば、こんなふうに墨がかすれたところもある。これが、私の人生なの。決して平坦な道ではなかったから、濃いところもあればかすれたところもある。文字もその人を表すから、しっかりとした字を書かないと。

【ひかり】

今の子どもたちは、目標が持てない子が多いでしょう。それは、あこがれの人がいないからよね。「あの人みたいになりたい」っていう大人がいないから。今はスターっていないでしょ?テレビでも欠点や問題点をクローズアップされることが多いからよね。

昨日の夜、公園でウォーキングしてて、見つけたんだけど、ほらこの写メ見て。この花たち光を求めてあっちこっち向いてるでしょう?自分に一番光が当たる方向を探しているからよね。太陽は、大きな光を降り注ぐけど動かない。決してぶれないでしょう?教育も同じだと思う。一つのポイントを定めて、光は一本だけ。大人は子どもたちの迷いをなくしてあげること、これが重要だと思う。こんなふうに自然の中から学ぶことって本当に多いのよ。

【50才を前にして】

20代は、言われていることがわからなかった。30代は責任の重さを感じた。40代は、やらないといけないことが、とにかくたくさんあった。そして50代、最短距離で結果を出すことよね。今までの経験を生かして、身体のことを考えながら、時間の使い方にも豊かさを持って、説得力のある表現をしていきたいと思っています。

~IKKOより愛を込めて~